できることからコツコツと

世界を複雑にしているのはあなた自身である。 by アルフレッド・アドラー

大学生になった洋書を読もう

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 大学生になったら洋書を読もう―楽しみながら英語力アップ!(編集:アルク企画開発部,出版社:アルク,発売日: 2010/04/30)

 

英語の効率的な勉強法・・・テストで点を取る勉強でなく、外国人とコミュニケーションをするための実践力を身につけたい。
色々な指南書を読んで、自分に合った勉強方法を模索しています。
この本は、その中で出会った1冊。

なぜ、日本人は、中学生から高校生までの合計6年間も英語を勉強しているのに、ペーパーバックも読むことができないのか。
それは、これまでに教科書で触れてきた総単語数が圧倒的に少ないから、ということ。
中学生で7128語、高校生で3万3984語。
一方で、一般的な厚み3cmくらいのペーパーバック(総ページ数は約260ページ)1ページあたりの総単語数は300語程度。
ということは、中学と高校で学習する総単語数は、ペーパーバック137ページ分 にしかならない。
なんと、6年間で勉強してきた総単語数は、ペーパーバック1冊の半分の量にも満たず、「日本の学生の英文摂取量は極めて少ない」。

 

とういことで、毎日の隙間時間に単語帳を眺める時間を利用して、たまには洋書を読んでみよう、と思わせる内容でした。
とは言っても、初心者に英語の本は挫折が付きもの。

それを防ぐために重要なのは、「自分の英語レベルに合う本選び」、「最初は1ヵ月以下で読み切れる薄くて簡単な本」、「もともと内容を知っている本」ということ。

とても納得できる指南だと思いました。


自分の英語レベル、で参考になるのが、GR(Graded Readers)という本。
レベル毎に使用する単語や文法レベルが調整された多読用英語教材が紹介されていました。
ということで、早速、私も本屋でGRシリーズの本を見てみました。
有名な小説、映画、童話、文化、歴史・・・それぞれは薄い本ですが、かなり広範囲な分野で出版されており、GRシリーズで有名な Oxford University Press だけでなく、数社から出ています。

その中でも私が気に入ったのが、アメコミのMARVELシリーズ。
「AVENGERS」や「THOR」があり、映画で内容も知っているので、モチベーションの助けとなりそうです(笑) 

これからの英語学習に、GRの多読、取り入れていきたいと思います。